大会テーマ
メインテーマ:「ご縁(えん)づくり」
サブテーマ :「~いいご縁をつなごう世界へ、未来の子どもたちへ~
大会シンボルマーク

2年(平成30年度)若槻 穂波
作品の趣旨
島根県の伝統工芸であるまが玉、「神話の国」出雲地方に伝わる「因幡の白兎」を描き、過去から未来へと伝わる島根の伝統を表現しました。また、叶結びを大きく描き、ひもを円に形作ることで、今回のテーマである「ご縁づくり」を表現しました。
大会ポスター

1年(平成30年度)新野 美琴
作品の趣旨
画面真ん中に向かって手を伸ばしていく構図にすることで「全国からPTA役員が集まり、縁を結ぶ」ことを表しました。稲佐の浜に夕日をバックとし、雲の中に松江城、出雲大社を描くことで島根県の名所いくつかが一目でわかるようにしました。また、県花の牡丹で華やかさを添えています。
大会概要
大会期日 | 2020年8月20日(木)・21日(金) |
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開催場所 【】の数値はおよその収容人数 |
くにびきメッセ~島根県立産業交流会館~ 全体会会場(主会場)【5,000】・分科会会場【2,400】 〒690-0826 島根県松江市学園南1-2-1 TEL.0852-24-1111 松江市総合体育館 全体会会場(副会場)【5,000】・分科会会場【2,400】 〒690-0826 島根県松江市学園南1-21-1 TEL.0852-25-1700 島根県民会館・分科会会場【1,500】 〒 690-0887 島根県松江市殿町158 TEL. 0852-22-5506 安来市総合文化ホールアルテピア 分科会会場【1,000】 〒692-0014 島根県安来市飯島町70 TEL.0854-21-0101 三刀屋文化体育館アスパル 分科会会場【1,500】 〒690-2409 島根県雲南市三刀屋町古城 1-1 TEL.0854-45-9222 出雲市民会館 分科会会場【1,200】 〒693-0023 島根県出雲市塩冶有原町2-15 TEL.0853-24-1212 |
主 催 | 一般社団法人 全国高等学校PTA連合会 |
主 管 | 島根県高等学校PTA連合会 |
後 援 (予定) |
文部科学省、全国高等学校長協会、中国・四国地区高等学校PTA連合会、島根県、島根県教育委員会、 松江市、松江市教育委員会、安来市、安来市教育委員会、雲南市、雲南市教育委員会、出雲市、 出雲市教育委員会、島根県公立高等学校長協会、島根県高等学校教頭・副校長協議会、 島根県公立学校事務長会、島根県商工会議所連合会、島根県商工会連合会、 NHK松江放送局、TSK山陰中央テレビ、BSS山陰放送、日本海テレビ、山陰ケーブルビジョン、 雲南夢ネット、出雲ケーブルビジョン、エフエム山陰、山陰中央新報社、朝日新聞松江総局、 読売新聞松江支局、毎日新聞松江支局、産経新聞社、中国新聞社、島根日日新聞社 |
大会趣旨 |
島根県は、中国山地を背に隠岐諸島浮かぶ日本海を望む、東西約230kmの自然景観に富む県で、国宝「松江城」が町並みを見守る県都松江市は、明治の文豪小泉八雲が愛した落ち着いた街です。出土品が国宝に指定された「加茂岩倉遺跡の銅鐸群」、「荒神谷遺跡の銅剣群」は、弥生時代にこの島根に有力な地方政権があったことを表し、17世紀には世界有数の銀の産出量を誇った世界文化遺産「石見銀山」の存在などの史実は、古(いにしえ)よりこの地から全国、そして世界へと産業・文化の、いわば人の「縁」をつないでいったことを物語り、県民は今でも「ご縁づくり」を大切にしている人情味豊かな県です。 今、全国の多くの地方自治体は過疎化・少子化に直面しており、島根県でも少子化は公立高等学校の生徒数減少をもたらし、統合や廃校への危機感を募らせています。そんな中、隠岐諸島島前地区の高校が始めた県外からの生徒を迎え入れる「島留学」は、魅力ある教育プログラムの実施により、過疎地にして奇跡的な生徒数増加を実現しました。これを支援する島根県教育委員会は現在、県立高等学校を地域活性化の拠点として地域と連携して魅力化を進める「教育魅力化推進事業」を展開しています。 このように、少子化と地方創生が全国の地方都市では喫緊の課題となっている一方で、高等学校教育そのものにも改革の波が来ています。本年度から始まる「大学入学共通テスト」は高大接続改革の一環として行われ、より一層「思考力・判断力・表現力」が重視されます。新学習指導要領にある「主体的・対話的で深い学び」は、これからの激変していく社会環境に対応していくために、どのような視点で「生きる力」を高校生に培わせていくのかを問いかけています。その「生きる力」の主軸になるもの、それは子どもたちの高いコミュニケーション力やあふれる情緒であり、人との「ご縁」を広げ豊かな人間関係を築いていく力ではないかと考えます。 「神話の国」出雲地方では旧暦の十月を「神在月」と呼び、全国から八百万の神々が「出雲大社」を中心にこの地に集い、自然・人・ものなどあらゆる「ご縁」を話し合うと言われています。全国の会員がこの縁結びの地島根で出会い、子どもたちの健やかな成長と高校教育を取り巻く諸課題の解決に向けて協議を重ね親交を深めていくことが、新たな「ご縁」を生み、私たち大人の「つなげる力」を一層強め、子どもたちが日本のみならず、世界へと豊かな「ご縁」を紡いでいくプラットフォームになることを願っています。 |